コース概要

名古屋国際外語学院の420時間日本語教師養成講座は、文化庁「日本語教員養成において必要とされる教育内容」に準拠した講座です。当学院では、2つのコースを用意しております。１つは約2か月間、週6日通って修了する速成コースで、もう１つは、約4か月程度週末に通って修了する土日コースです。
両コースとも、学習時間は426時間です。学習内容は学科が270時間、実習が156時間となっており、学科は在宅での自習が117時間、通学が153時間となっております。

コース名	期間	学習時間
		学科		実技	合計
		自習	通学
1.速成コース	約2か月	117H	153H	156H	426H
2.土日コース	約4か月

開講日・定員

2014年度

期	速成コース	定員	土日コース	定員
第1期	4月7日-6月14日	10名	未定	10名
第2期	未定	10名	未定	10名
第3期	未定	10名	未定	10名

募集定員が2人に満たない場合は、開講いたしませんので、予めご了承ください。

日程・時間割

日程

コース	日程
1.　　速成コース	1日6時間　　　毎週月曜日から土曜日　　　授業日数52日
2.　　土日コース	1日9時間　　　毎週土曜・日曜　　　　　　授業日数35日

両コースとも祝日・GW・夏季・年末年始はお休みです。


時間割

区分	1.速成コース	2.土日コース
1限目	9:00-9:50
2限目	10:00-10:50
3限目	11:00-11:50
休み	11:50-13:00
4限目	13:00-13:50
5限目	14:00-14:50
6限目	15:00-15:50
休み	-	15:50-16:20
7限目	-	16:20-17:10
8限目	-	17:20-18:20
休み	-	18:20-19:30
9時間目	-	19:30-20:20

カリキュラム

学習の大まかな流れは、以下の通りです。
学科では、講義⇒レジュメ作成⇒課題発表の順に進んでいきます。各講座について5題のレジュメ課題が出されます。まず講義でそれらの課題についての概説を学びます。その後、各自１題を選択し、レジュメを作成します。完成後1人ずつクラスで発表します。自分で学習した課題はもちろん、他の人のレジュメ発表を聞くことで、異なる課題についても理解を得られます。

実習では、実際の授業に向けて、教師としての役割、教室活動について具体的に考えます。初級１（前半）では初級文法の分析及び教案の書き方など基本的なことを学びます。初級２（後半）では、３つの教科書（みんなの日本語、大地、げんき）の分析を行ったあと、それぞれの教科書に基づいた教案を作成し、模擬授業を体験します。模擬授業では、授業見学⇒教案・教材作成指導⇒模擬授業⇒フィードバックの順に進んでいきます。まずはクラスメートの前で行い、その後当学院が併設している日本語学校の留学生相手に行います。クラスメートから指摘を受け、そして留学生から指摘を受けることで、自らの授業を振り、よりよい授業をすることができるようになります。

授業風景

講座科目		通学	自習
学科	オリエンテーション	6H（講義）
	�@文化・社会地域	9H（講義） 6H（発表）	18H
	�A言語一般	24H （講義） 6H（発表）	28H
	�B音声・文字・表記	18H （講義） 6H（発表）	18H
	�C文法・日本語史	33H （講義） 6H（発表）	28H
	�D日本語教授法	18H （講義） 6H（発表）	28H
	�E異文化理解と情報	9H（講義） 6H（発表）	18H
合計		153H	117H

講座科目		通学	自習
実技	初級1	45H
	初級2	45H
	初級3	15H
	初中級	33H
	中上級	18H
合計		156H

海外研修

　日本語教師を目指す人の中には、海外で働いてみたいという方も多いと思います。NIFLSの日本語教師養成講座の受講者は、当学院の海外提携校にて研修をすることができます。提携校は、ベトナム、中国などです。海外の日本語学校の雇用契約は1年が普通です。慣れない海外で1年間勤務することに不安がある方はまずは、1~2週間の海外研修をすることをお勧めします。

国名	期間	費用
ベトナム
中国

インターンシップ

多くの日本語学校の日本語教師採用試験では、約15分程度の模擬授業を課しています。模擬授業にまだ不安があるという方は、日本語教師養成講座修了後、インターンシップ制度が利用できます。当学院の日本語学校の教師の指導を受け、留学生相手に授業をこなすことで、自信をもって模擬授業をすることができるようになります。

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